講師紹介 : 山影 青生 (やまかげあおい)

 


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得意とする開運の相談内容
霊界からのメッセージ、先祖霊・指導霊(スピリットガイド)からのアドバイス、魂の本来の輝きに沿った生き方を知る、霊的能力の開花、自己防御力の強化、霊的レベルからの体質改善、浄化・浄霊、その他各種問題解決

 

●施術手法:スピリチュアル・カウセリング、ミディアムシップ・リーディング、指導霊のリーディング、ライフガイダンス、スピリチュアル・ヒーリング、オーラ・クレンジング(オーラの強力な浄化)、ルーム・クリアリング(空間の浄化)、その他

●施術方法:対面、遠隔

 

たった一人の先駆者が、歴史や地図を大きく塗りかえることがある。時代を牽引する超越した力が共にあり、導いているのではないか。それほどの強い輝きを感じさせる存在感が山影先生にはある。

とはいえ、山影先生に派手なパフォーマンスや演出があるわけではない。見えたり聞こえたりする霊界の話を淡々とするだけである。冷静に話すだけに、その内容にはとても真実味があった。

 

 

 

■英国式の霊媒術「ミディアムシップ」

 


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山影先生のジャンルは「ミディアムシップ」。「ミディアム」(Medium)とは、肉体を持った人間と肉体を持たない霊界の存在の「仲介役」「媒介」を意味する。日本語では「霊媒」と訳される。簡単に言ってしまえば、肉体を持たない亡くなった方の霊と交信するのがミディアムの役割であり、ミディアムシップである。

洋の東西を問わず、霊界や亡くなった方とコンタクトする職業はあり、日本では「イタコ」が知られている。下北半島の恐山のイタコが有名だ。だが、ミディアムとイタコでは、降霊の仕方が異なる。イタコは霊媒となる自分の体を依り代にして、霊を完全に憑依させ、亡くなった方に肉体を使わせることによって、身振り口ぶりでメッセージを伝える。これを「口寄せ」という。口寄せの場合、霊媒は深いトランス状態(変性意識状態)となり、自分の意識を完全に失ってしまうこともあるため、時には「神審者(さにわ)」という司会役がもう一人必要で、相談者との会話の仲立ちをする役割を担う。

ミディアムシップは口寄せとは異なり、霊媒自身は意識を保ったままでいる。そして、霊をまるで生きた友人であるかのようにその場に招き入れ、現れた霊の姿やプロフィール、届けられたメッセージをありのまま相談者に伝える。霊を自分の体に憑依させるということはせず、自分自身の意識を保ったまま霊と会話し、相談者とも普通に会話をする。

「先祖霊や指導霊などの霊界の住人たちは、わたしたちを見守りサポートし、魂本来の生き方へと導いてくれる心強い同伴者のような存在です。わたしたちが一人ではできないようなことでも、霊界の住人たちと一緒に働くことで、様々な可能性が開かれていきます」と、山影先生は教える。

亡くなって肉体は滅びようとも魂が消滅することはない。魂は永遠に存在し続け、子孫のことをサポートしているのである。ところが、ほとんどの人にとって霊界の住人たちとのコミュニケーションは簡単ではない。そこで、山影先生のようなミディアムが必要となる。

欧米では、故人からのメッセージを聞きたいときには、山影先生のようなミディアムのもとを訪れることがすでに一般的になっている。

 

 

 

■ミディアムシップの公開デモンストレーション

 


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山影先生は日本国内で個人的に相談に乗ると同時に、ミディアムシップを通して、人間の死後の生活やスピリチュアルな生き方についての啓蒙を積極的に展開している。そのひとつ「ミディアムシップゲートウェイ・デモンストレーション」が東京都内池袋で開かれているというので、記者も参加してみた。霊界のことを身近に感じてもらえる機会にしたいと開催されている公開イベントであり、1500円(※現在は2000円)という手頃な料金であった。

参加者は15人ほど。小さな会場は満席となっていた。ミディアムシップの仕組みや霊界についての概要を説明した後、この日は参加者全員に先祖や身内の霊からのメッセージを伝えていた。これが驚くほど正確で、間違いがない。

たとえばある女性のところに母方の祖父が霊界からやってくる。亡くなる直前の入院していた様子、体つきや髪の毛の量まで正確に告げられた。朗らかで威厳がある方であったとまで指摘し、その女性は納得していた。なんら打ち合わせもないのに、これだけ正確に見えるのである。

ある男性のところには祖母が丁寧に頭をさげて登場した。部屋の窓から見える植物を愛情を持って眺めているといい、確かにベランダでは多くの野菜を育てていたようだ。白い大型犬が尻尾を振って現れ、あちらの世界で祖母が愛犬と再会できたことを伝えていた。

うら若い女性には亡くなった夫が微笑みながら現れた。メッセージは「君が子供を産んでくれることを望んでいるし、楽しみにしているからね。僕を裏切ることになるんじゃないかと気にする必要はないよ。僕も望んでいることだから安心してほしい」ということで、女性は目頭を潤ませていた。

相談者と会話をしながら、情報を得るわけではない。わずかに精神を統一して、霊界から訪れた存在を描写し、伝えられたメッセージを伝達する。

これらは、人生の課題を抱えている人にとって、指針となるに違いない。勇気を持ってあと一歩を踏み出す、あるいは危険に近寄ることなく留まる。霊界で暮らす人たちが私たちのすぐそばにいて、共に人生を歩んでいるようなメッセージである。霊界の先祖や指導霊たちは私たちが気づくことのできない大きな視点から地上の世界を見て、私たちのために援助の手をさしのべてくれる。

このようなメッセージがミディアムである山影先生を通して淡々と告げられる。その態度は、冷静過ぎないかと思えるほどであった。

ちなみに記者には父方の祖父が会いに来てくれた。祖父は記者が生まれる前に亡くなっているので、面識はない。だが、写真が仏壇にある。痩せて、髪の毛が薄く、神経質な人であったという。確かに写真のイメージはそのとおりである。ものを作るのが好きで、決して手を抜かなかった。庭いじりにも凝っており小川から水を引き、池を造り、立派な鯉が泳いでいた。庭木もみごとだった記憶がある。

これが今は見る影もない。田舎の実家の庭はひどく荒れ果てており、それを残念に思っているという。私も物書きのはしくれになったが、孫の私に「決して手を抜かないように」というメッセージを受けた。最近の仕事で、何度か誤字脱字が指摘されているので、赤面の至りであった。

祖父の存在を知らされ、霊界はあるらしいと、記者は忽然と自覚した。そして、子孫の仕事ぶりを心配しているのである。そういえば「おまえは死んだじいさんそっくりだ」と父親に言われたことがある。ずいぶん迷惑な話だと思ったが、こういうことかと納得してしまった。

それからというもの、判断に迷ったりすると霊界の祖父に心を向けるようになった。見守っている霊に対して縁遠い神秘的なイメージを持っていたが、自分のじいさんだと思うとさほどではない。親しい気がするのである。

もっとも、デモンストレーションの際、参加者全員の先祖を言い当てたわけではなかった。一人だけどうしてもわからない人がいたが、これもかえって真実性を感じた。

 

 

 

■父親の死からイギリスSAGBへ

 


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山影先生は、生まれつき霊的な能力を持っていたわけではない。幼少のころから見えないものが見えたり、聞こえないものが聞こえたりするタイプではなかった。石川県金沢市、緑の豊かな城下町に生まれ、周囲の子供たちと走り回って遊ぶ、ごく普通の少年だった。

ただ、小学校の低学年頃までは、すぐに扁桃腺が腫れて高熱を出し、よく学校を休む子供であった。さまざまな病院に母親が連れて行った。西洋医学の病院で施される処置だけでは根本的な改善が見られなかったため、漢方薬を処方してくれる病院や鍼灸治療院などにも通った。家庭内でも食事や健康法など、ありとあらゆることが試された。その延長で、母親が気功やヒーリングの勉強をするようになり、いつのまにか家の書棚にはさまざまな健康法、代替療法、民間療法、気功、ヒーリング、ニューエイジ系の本などがずらりと並ぶようになっていた。手近なところにスピリチュアルな専門書がいつもあり、幼い頃からその世界に親しんでいたのである。

霊が見えたり聞こえたりするような体験はなかったものの、人の感情やエネルギー的な波動は敏感に感じる子供だった。一人で寂しくしているとき、妖精のような小さなエネルギーが近づいてきて慰めてくれることもあった。

また、「目を閉じて眠ろうとすると、光の玉のようなエネルギーが体に入ってくることが続いた時期がありました。流星群のような光が次々と降り注いできて、体を通り抜けていく感覚が強烈で、目を閉じることが怖かったです」と語る。

山影先生の大きな転機となったのが父親の死であった。上京して、早稲田大学に在学していた二十歳の冬のことである。眠っていると夢の中に、入院していた父親が現れ、呟くように名前を2回呼んだ。何故だかわからないが「お父さんが別れを告げに来た」と思ったとき、目が覚めた。その途端に電話が鳴った。出てみると、母親が力なく泣いている。父親が亡くなったという知らせであった。

その後、大学生活に身を置いているときでも、心の中に「確かに父が自分の死を知らせに来た」という実感がはっきりと残っていた。その頃から、「人間は死んだらどうなるのだろう?」「人間の人生はどんな仕組みになっているのだろう?」と死後の世界に強く関心を持つようになったのである。以後、スピリチュアリズムや心霊研究、宗教哲学、神秘学など、死後の世界や霊的な世界についての研究に深くのめり込んでいくようになる。

やがて、日本国内の心霊協会やスピリチュアリスト団体に足を運び、実践的に学びを深めながら、同時に、霊的認識についての方法論を学際的な視点から考察し、試行をはじめる。さらには本場イギリスの英国スピリチュアリスト協会(SAGB=Spiritualist Association of Great Britain)にも訪問する。SAGBは150年近くの歴史があり、日本でも江原啓之氏が学んだことで知られている。

江原氏は相談者の背後に先祖の霊を見つけ、「あなたのおばあさんが望んでいるものは家族との和解です」「亡くなったお父さんはあなたを許すと言っています」などと伝える様子をテレビ番組で見せた。これを江原氏は「スピリチュアル・カウンセリング」と表現したことから、この言葉が一般的になった。しかし、これこそがミディアムシップなのである。

山影先生はSAGBのほか、アーサーフィンドレー・カレッジ、カレッジ・オブ・サイキックスタディーズなどでも訓練を重ねている。いずれもイギリスでは歴史と伝統のある名門校である。

「寄宿舎付きの赤レンガの学校で、世界中から学生が集まっていました。感覚に頼るのではなく、厳密な手順を外さないように積み重ねていく手法を教える先生がいて、まるで職人の技術を伝えるような美しさに、感銘を受けました」と振り返る。

学校では、エナジーセンシング、サイコメトリ、オーリックリーディング、サイキックリーディング、クレアヴォヤンス、ミディアムシップ、シッティング、プラットホームなどの技法を系統立てて学んだ。

それらの経験を経て、日本にてスピリチュアリスト団体の公認の講師となり指導に当たる。同時に、ミディアムとして個人的にセッションを提供している。山影先生はまだ、30代の若さである。

 

 

 

■ミディアムが実証する霊の世界

 


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日本では、霊は怖いものであるというイメージがまだまだ一般的である。先祖霊と言うと、成仏していない先祖が因縁となったり、祟ったりするというイメージが根強くあり、「先祖はきちんと供養しなければ成仏できない」という考えが驚くほど蔓延っている。しかし、欧米ではそうではない。

ミディアムシップの礎となっているのは、「スピリチュアリズム(心霊主義)」という霊界についての実証的な記録や研究に基づいて生まれた理念である。人間は地上での死によって肉体を脱ぎ捨てはするが、魂は霊体(スピリットボディ)を伴って霊界で生活を続ける。基本的にはすんなりと旅立ち、霊界での生活を満喫しながら子孫を見守っている。そして、機会があると、地上で生活している親しみのある人たちのもとへとやってきて、愛情の手を差し伸べてくれるのである。霊界の存在たちは肉体をもっていないだけで、人間である。地上で生活するわたしたちと友好的に交流し、共に生きようとしているのだ。

欧米が本場とはいえ、ミディアムの数はそれほど多くはない。「おそらく数百人ぐらい、現役で活躍している人はもっと少ないでしょう」(山影先生)。これが日本人になると数十人に過ぎない。

欧米では亡くなった方の住所や電話番号まで受け取れる能力の持ち主がいるという。記者も、わずかな情報から、その波動をたぐって過去や現状を言い当てる達人と出会ったことがある。不思議な話だが、このような能力を持った人は確実に存在する。

しかし、それらは過去に起きた事実、現在起きつつあることにすぎない。未来の必要なアドバイスとはまったく別の話である。だが、霊界の存在はその人に必要なメッセージを持っている。山影先生は過去の事実がわかるだけではなく、霊界と交信して魂が求めている未来へのメッセージを提供する。

 

 

■願ってもいなかった「魂の望み」が実現する

 

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ここで最近の事例を紹介したい。

デモンストレーションの会場に30代の女性が参加しており、霊界からはかわいらしいおばあさんが訪ねてきた。どうやら祖母らしい。女性は特に悩みや人生の課題を抱えているわけではなかった。ほとんど興味本位で参加したにすぎない。そのおばあさんは「孫にぜひ勧めたい話があります。紹介したい方がいます」と訴えている。どのような話かわからなかったが、感じた内容そのままに女性に伝えた。

まもなく、山影先生にお礼の報告があった。そのデモンストレーションに参加した夜に、知り合いだった男性から電話があって、付き合ってほしいと告白され、数日後には結婚まで申し込まれたという。「おばあちゃんがお孫さんのために霊界から後押しをして、男性から連絡するよう働きかけてくれたんだと思いますよ」と、山影先生は説明する。思いもよらない身近な人が魂の伴侶だったと、霊界の働きで気づかされたのである。

これはある地方の若い美容師の事例。

その女性は、さほどの目的を持つことなく美容師となったが、はたして自分はこれでいいのかと疑問を抱くようになった。結婚という手もあるが、その相手も現れそうにない。

そこで、山影先生に相談すると、亡くなった犬たちが慕って周りにたくさん集まってきていることを指摘された。そう言われてみると、無類の犬好きである。人間のスタイリングをするよりも、犬をお客さんとしてサービスを提供することこそが天職ではないかと気づきを得た。

そうなるといきなり行動的になる。トリマー(犬の美容師)の資格を取得し、シャンプーやリンス、カット、さらには爪や皮膚など、トータルに犬の手入れを始めた。能力にも恵まれたのだろう。口コミで評判となり、地元のメディアが取材に来るまでになった。

個人セッションを受けたり、デモンストレーションに参加することが、大きな転機や節目となることは驚くほど多いという。霊界の純粋な働きをキャッチし、そこに山影先生が言葉によって命を吹き込むことが、地上世界での実現に作用する種となるのだろうか。それとも、信じ込んで生きてきた先入観やしがらみから解放された相談者自身の魂が、本来あるべき自由な道へと歩みだすのだろうか。

「渋谷や池ノ上(下北沢の近く)でもセッションを行っているので場所柄もあるでしょうが、ミュージシャンや役者さん、美容師さん、占い師さん、お店のオーナー、実業家さんなど、個人で活躍されている方からの相談は多いです。今後の方向性などの漠然とした悩みから、新規出店、店舗の内装や壁の色の相談もありますね」(山影先生)。

アーティストだった女性に、スタイリストとしてお芝居やステージに携わった方がいいですよとアドバイスして、成功した例もある。

 

 

 

■日本でミディアムを育てるために

 


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ミディアムシップによる霊界との交流は、生まれつき才能を持った人だけができる特別なことではない。トレーニングをすれば、霊界との交流役であるミディアムには誰でもなれる可能性がある。

「絵を描いたり、歌ったりするように、人間ならば誰もが本来持っている能力だと思います。もちろんプロとして第一線で活躍するには他にも必要となる要素はあるだろうとは思いますが。それでも、今の日本にはもっと多くのミディアムが必要です。ミディアムの数が増えれば増えるほど、世の中のためになると信じて、教えることにも力を入れています」と山影先生は説く。

「僕はいろいろと回り道をしてきたと思いますよ」と思い返す山影先生だが、試行錯誤をしながら訓練を重ねて習得されたミディアムシップの技術は、今やまとまったメソッドとなり、講座として公開がされている。そのひとつが東京・池袋にあるスピリチュアルライフカレッジの「ミディアムシップ・ゲートウェイコース」である。

山影先生の講座は、ただ単に「霊が見えるようになる」「透視力がつく」というものではない。世の中には、生まれつき霊が見えてしまいコントロールができないで悩まされている人もいるが、それでは楽しく日常生活を送ることができなくなってしまう。

自分自身の霊性・霊格を高め、本来の魂の輝きを十分に発揮させながら日常の世界を充実させて生き、その上で必要なときには、霊的な存在と意識的にコミュニケーションをする。意識的に霊界との関わりを制御できる能力を身につけてこそ、自分のためにも他人のためにも役立てることができるのだ。

人間は誰もが霊的な存在であり、輪廻転生の中でいつかは必ず霊的な感覚器官を発達させ、成長していかなければならない。この器官は、環境が自然に育んでくれる五感の器官(眼・耳・鼻・舌・身)とは異なり、自分で意識的に発達を促す必要がある。生まれつき才能を持った人というのは、過去世でこういった経験を重ねてきているのだ。

 

 

■ミディアムシップ・ゲートウェイコース

 


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それでは、「ミディアムシップ・ゲートウェイコース」の中で、実際にどのようなカリキュラムが用意されているのか、簡単に見て行こう。現在の時点では、全体で6ヶ月ほどのコースとなっている。

ミディアムシップは大まかに言って、霊界からの情報を受け取るための「認識行為」と、それを地上にいる人に伝えるための「伝達行為」という2つの行為によって成り立っている。

伝達行為は地上にいる人とのやりとりなので、おもに言葉でのやりとりであるから、それほど難しいことはないだろう。問題は認識行為の方である。霊界からの情報を認識する手段としては、クレアヴォヤンス(霊視)、クレアオーディエンス(霊聴)、クレアセンティエンス(霊感)、アットワンメント(霊的合一)などがある。これらの認識手段がいきなり最初から使えるかというと、そんなことは稀である。そこで、エクササイズを通して、少しずつ霊的なものに対する感性を広げていくことになる。

まずは初歩的なエクササイズから段階的に感度を高めていく。「スピリットブレンドの瞑想」「観察・内省のエクササイズ」「視覚力・直観力を磨くエクササイズ」「エナジーセンシング/エネルギーコントロール/セルフプロテクション」「オーラセンシング/サイコメトリ/オーリックリーディング/サイキックリーディング」などが基礎段階でのエクササイズとして用意されている。

この段階では、まだ自由にミディアムシップはできないにしても、日常生活の中でも変化が起きはじめる。地上に生きているわたしたちが、いかに物質世界を超えた目に見えない世界からの影響を受けているかを実感できる。そのことによって、これまで縛られていた見えないしがらみから自由になり、スピリチュアルな世界からの情報を意識的に活用したり、人智を超えた存在からの援助を受けて、日常生活が充実してくる。直感やシンクロニシティにも恵まれてくる。魂本来の生き方にどんどんと近づき、様々な可能性が開かれていくのである。

こういった基礎が確立された上で、いよいよミディアムシップの実践へと入っていく。「ミディアムシップの心構え」「ミディアムシップの手順」「ゲートと合図」「ミディアムシップの証拠主義」などのレクチャがあり、「クレアヴォヤンス/クレアオーディエンス/クレアセンティエンス」「ミディアムシップの実践/シッティング/公開デモンストレーション」などのエクササイズを行なう。

本格的に先祖・身内・知人の霊たちとコンタクトを取り、相談者にカウンセリングを行なったり、公開デモンストレーションで観客に霊界の実在を伝えるために必要な能力を身につけていく。まさにミディアムシップの能力の開花である。

スピリチュアルライフカレッジでは、卒業生に向けたフォローアップやミディアムとして活動を続けていくための支援も準備されている。「ミディアムシップを深く学ぶためには、たとえ練習であったとしても、そこには見えない世界の存在たちの協力が不可欠です。少し気持ちを引き締めて、そして、楽しんでください。あなたがミディアムとして活躍できるよう、できる限りのサポートをします」と、山影先生からのメッセージも心強い。

すでにヒーラーやカウンセラーとして活躍している方の受講も多い。自身の経験も加味して、新たな手法を提供している方もいる。

 

 

 

■肉体を脱いだ後も人生は続く

 


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山影先生は「人間は、肉体を持っている時だけを人生と考えがちですが、人生は肉体を脱ぎ捨てた後も続いていきます」と説明する。

ここで山影先生が特に伝えたいと熱を込めるのが、自殺や突然の事故で亡くなった方たちのことである。「ご自分で亡くなったり、突然のアクシデントで亡くなった方たちは、自分が肉体を失っていることに気づかずに、地上の世界で迷ったりしていることがあります。ですが、どんな亡くなり方をした人であっても、亡くなった後の世界やそこでの生活について、事前に教育を受けていれば、迷ったりすることはなくなるはずです。彼らは悪気があるわけではなく、どうしていいかわからずに困っているだけなんです」

地上に残ったまま、どうしていいかわからずに途方に暮れている霊たちは、親近感を感じるタイプの人間に近づいていくことがある。その影響を受けて、地上の人間の方が、うつ状態になったり、同じような亡くなり方したりすることが二次的に起こる。これが連鎖的に何度も繰り返されることもある。

スピリチュアル系の本であっても、自殺者の霊については、「暗く狭い世界へ行き、亡くなった時のつらい感情のまま時間が止まり、反省させられる」などと否定的に書かれているものが多い。

しかし、山影先生は「亡くなり方によって、罰せられることはない」と言い切る。

「肉体を失った後も人生は続いているということを、信じる信じないは別として、聞いて知っていることがまずは大事です。それで、『自分はもしかしたら肉体を失ったのかも知れない』と気づいたときには、自分の後ろにいる守護霊に意識を向けて、どうしたらいいか聞いてみる。それを知っているだけでも、全然ちがいます」

こういった知識が広まって行けば、自殺や事故などの霊的な二次連鎖はほとんどなくなるはずだと、山影先生は強調する。「今お話ししたことだけでも、これを読んだ方に広めていただけると嬉しいです。連鎖を止めるためには、身近な生活の中での教育が必要です」とミディアムの第一人者はお願いする。

人間の本質は霊魂であり、霊魂は傷つくことも死ぬこともなく生き続け、輪廻転生を繰り返しながら、技術や才能を蓄積していく。肉体は、地上に受肉するたびに準備される役柄のようなものである。

今生(今回の転生)という期間だけを見ても、地上での生活を終えた後には、幽界や霊界での生活が続いていく。肉体の死が終わりではない。そのことを「知っているだけ」でも、霊界に行くのが容易になり、霊界での生活も充実したものになるだろう。

また、肉体を脱いだ後は、肉体的な感覚にまつわる困難もありえないことだと知っておくと良い。お腹がすく、喉が渇く、お金がなくなる、遅刻する、眠れない、病気で苦しいなどの心配に、地上生活での習慣が染み付いたままで囚われてしまう霊もいる。しかし、肉体がない世界ではもう不要な心配なのだと思い出してもらいたい。

 

 

■浄霊による個別的な対処

 


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山影先生はミディアムシップだけでなく、ヒーリングによる治療や浄霊のセッションも提供している。日本では、通常の亡くなり方をした霊であっても、「死んだら無になる」「お墓に行かなければならない」「供養してもらわないと成仏できない」など、頑なな信念があるために状況が理解できず混乱している霊がいて、浄霊が必要となるケースも多いようだ。山影先生は思いがけず浄霊をはじめることになったという。そのエピソードが興味深い。

ある年の大晦日のことである。いつものようにセッションルームで予約の相談者を待っていたが、この日はどんなに暖房を利かせても寒くて仕方がない。現れた相談者は上品で気弱そうな女性だったが、ただならぬ雰囲気を感じる。まるで硬い殻のカプセルで周りが覆われているように冷たいのである。話を聞いてみると、子供のころから霊媒体質で霊に悩まされることが多かったため、知り合った女性霊能者が数年前に「封印」してくれたのだという。今回の相談は、その何年も会っていない女性霊能者の顔がたびたび浮かんできて怖いので、どうにかしたいというものだった。

対面で話をしていても、殻のようなものに跳ね退けられるような感じがして埒が明かない。そこで、「少しヒーリングをさせてもらってもいいですか?」と女性の後ろに回り、目を閉じてもらった。背中側から殻の中に手を入れて、強力な浄化のヒーリングをはじめた途端、「ふざけんな! やめろ!」と豹変したように野太い声で女性が叫んだ。

さすがの山影先生も初めての体験で驚いたものの、「自分のことがわからなくなった霊が慌てているんだな」と頭は不思議なくらい冷静だった。女性の体に現れた霊の印象を確かめながら、「君はスキー場で亡くなったんでしょ? 覚えてる?」「おじいちゃんが迎えにきてくれているよ。一緒に行こうか?」などと会話をして、最初の1人に出て行ってもらった。すると、後から後から女性の体を使って様々な霊が話をする。無我夢中で続けて4人ほど霊界に帰ってもらったという。

「テレビやマンガで見るように、自分が霊を説得するなんて思ってもみませんでした」と振り返る。しかし、浄霊で可能なのは個別的な対処にすぎない。迷ってしまう霊を増やさないためには、やはり教育が大切だと、山影先生は繰り返し説く。

 

 

■感動体験談1

 

受講した女性

 

子供のころから、人ごみが苦手で、外に出るとすぐに疲れてしまうタイプでした。人が側にいると気分が悪くなったり、体が重くなったりして、自分は社会と関わることができないのではないかと悩んだこともありました。

そんなとき、山影さんのセッションを受け、「オーラが広がっていて繊細だから大変ですよね。でもそれは、才能として生かすこともできるんですよ」と教えていただきました。自分も変わりたいと思い、講座に参加しました。参加するうちに、「顔つきが変わってきた」「元気そう」と、いろんな人から言われるようになりました。自分でも鏡を見て、密かに思っていたことでした。今では人ごみで疲れることもほとんどなくなり、素敵な出会いにも恵まれました。スピリチュアルな能力も、自分や身近な人たちのために少しずつ生かしています。

 

 

■感動体験談2

 

個人セッションを受けた都内30代女性

 

結婚のことについて霊界からのメッセージをもらえたらと思い、山影先生のセッションを受けました。

セッションがはじまってすぐ、亡くなった父と母が揃って現れました。生前、喧嘩している姿ばかりを私に見せたことを申し訳なく思っているということでした。しかし、今は霊界で恋人同士みたいに仲良くしている様子を聞いて、涙が溢れました。結婚について良いイメージが持てないでいた私ですが、「今の彼は優しくて素敵な人だね」「幸せな結婚を願っているよ」と伝えていただき、言葉にはできないですが、両親から不思議な勇気をもらった気がします。実際にセッションを受けてすぐくらいに、彼から初めて将来のことについて話をされました。

山影先生のセッションを受けたことで、両親に対して持っていたわだかまりが消え、普通に家庭を持って幸せになってもいいんだと思えるようになりました。これは私にとって奇跡のようなことです!

 

 

■感動体験談3

 

都内で個人セッションを受けた50代女性

 

亡くなったばかりの母が夢に出てくるようになり気になったので、友人の話を思い出し、山影先生のセッションを予約しました。母は亡くなるとき一人暮らしで、亡くなるとき何を思っていたのかも気になっていました。

先生に母のことを聞くと、母はまだ亡くなったばかりで、まだ生前のまま頭がぼんやりした状態が続いているようでしたが、洋服箪笥の下から二段目の引き出しの中に、裁縫箱のような箱があって、それを見てほしいと言っているということでした。帰ってから母の家を見てみると、先生のお話どおりに引き出しに漆塗りの箱があり、底のほうの封筒の中に、通帳と実印が入っていました。このことを母は伝えたかったようです。

後日また先生の予約をして、財産のことで母の希望を聞くことができました。母ならばそうしたいだろうという意見が確認でき、安心しました。

 

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